【認知戦の罠①】話を聞かない男のメカニズムと買春する男と買春しない男の違い
【認知戦の罠①】話を聞かない男のメカニズムと買春する男と買春しない男の違い
この記事の英語翻訳版は「【The Trap of Cognitive Warfare ①】The Mechanism of Men Who Don’t Listen and the Difference Between Men Who Buy Sex and Those Who Don’t」です。
2026年4月29日現在、日本はまだ日本国憲法で表現の自由が保障されています。しかし、「国家情報局(現代の特高警察)」の法案が近いうちに強行採決されそうだと大問題になっています。また、欧米ではイスラエル🇮🇱やアメリカ🇺🇸に反対の声を上げると、逮捕されたり、急速に情報統制や検閲強化や国民弾圧の動きを加速させています。いつまで発信できるか?分かりませんが、もし重要な情報だと感じられましたら、このsubstackのページも保存して残しておかれることをオススメします。
今回からは、少し趣旨を変えて「認知戦の罠シリーズ」として、騙される仕組みなどを解説していこうと思います。
今回は、身近なテーマとして「男が女性の話を聞かない理由について」と「買春する男と買春しない男の違い」を取り上げてみたいと思います。特に女性は見覚えのあるテーマだと思います。どんなメカニズムで男が話を聞かないのか?女性を粗末に扱う男を見抜くのに役立てて頂ければ幸いです。
※注意🚨
敗戦色が濃くなり、既に世界的に大規模な検閲や情報統制が始まっているのはご存知だと思います。もし、奇妙なリンク切れやアクセス妨害や回線切断などがありましたら、諜報機関の妨害工作の可能性もありますので、お気をつけください。
認知戦の罠シリーズ
【認知戦の罠①】話を聞かない男のメカニズムと買春する男と買春しない男の違い
【認知戦の罠②】”支配の階層”:なぜファシストはレイプや拷問をしたがるのか?
【認知戦の罠③】なぜ性的暴力・ストーカー・痴漢・フェミサイドは「組織型犯罪者による計画的犯罪」なのか?
【認知戦の罠④】発達障害はなぜ排除されたのか?――制度の悪用・武器化が生み出す合法的排除の構造
女性差別シリーズ
反共産主義シリーズの姉妹編の女性差別シリーズです。
反共産主義者による日本女性差別シリーズ(INDEXpage)
反共産主義シリーズ
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英語版のまとめはこちらです。
Anti-Communism Series Summary(EnglishVer.)
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認知戦の罠シリーズ
【認知戦の罠①】話を聞かない男のメカニズムと買春する男と買春しない男の違い
【認知戦の罠②】”支配の階層”:なぜファシストはレイプや拷問をしたがるのか?
【認知戦の罠③】なぜ性的暴力・ストーカー・痴漢・フェミサイドは「組織型犯罪者による計画的犯罪」なのか?
【認知戦の罠④】発達障害はなぜ排除されたのか?――制度の悪用・武器化が生み出す合法的排除の構造
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第1章 男が女性の話を聞かない理由について
よく男が女性の話を聞かないケースがありますね。夫が妻の話を聞いてなくて、不満が爆発して離婚のケースもあるでしょう。馬鹿な男ですが、なぜこのように男が女性の話を聞かないか?を解説していきたいと思います。薄々はお気付きでしょうが、背後には「男尊女卑思想」があります。
第1章1節 優生思想や選民思想とは?
「男尊女卑思想」について触れる前に、「優生思想」と「選民思想」について触れておきます。「優生思想」と「選民思想」は、似ているようで微妙に異なる概念です。まず整理しておきましょう。
優生思想(Eugenics)とは、人間に生まれつき「優れた者」と「劣った者」がいるという前提に立ち、優れた遺伝的形質を持つ人間の子孫を増やし、劣るとされる形質を持つ人間の繁殖を制限・排除しようとする考え方です 。20世紀前半に世界中に広まり、ナチス・ドイツの強制断種政策や大量虐殺の思想的根拠にもなりました 。
選民思想は、特定の人種・民族・集団が神や自然によって「選ばれた存在」であり、他の集団よりも本質的に優れているという信念です 。ナチズムにおけるアーリア人至上主義はその典型例であり、「優れた民族だけが生き残るべき」という優生思想と組み合わさることで、歴史上最悪の人種差別犯罪を生み出しました 。
この二つに共通するのは、「人間の価値に序列をつけ、下位に置いた者を人格として扱わない」という構造です。そして現代のジェンダー問題——特に「男尊女卑」——は、この選民思想と本質的に同じ構造を持っています。
第1章2節 男尊女卑は選民思想
「男尊女卑」とは単なる文化的慣習ではありません。その根底にあるのは、「男性は生まれつき女性より優れた存在である」という思想——つまり、性別による選民思想です。
選民思想の核心は「自分(たち)は特別であり、他者は本質的に劣っている」という認識にあります 。イスラエル人🇮🇱がパレスチナ人🇵🇸を劣った人間とみなして、虐殺しているのはよくご存知かと思います。
男尊女卑においては、この「他者」の位置に女性が置かれます。女性は知性・判断力・理性において男性より劣る存在であり、男性に従うべき存在だ——という前提が、意識的・無意識的に内面化されているのです 。
この構造が恐ろしいのは、当事者が「差別している」という自覚を持ちにくい点です。優生思想や選民思想もそうですが、「自分たちは普通だ、これが当然だ」という感覚とともに機能します。
男性が女性の話を聞かないとき、多くの場合その男性は「女性を差別している」とは思っていません。ただ単に「女の言うことはどうせ大したことない」という無意識の前提が働いているのです。
第1章3節 見下した女性の言葉が耳に入らなくなる現象を”ソース軽視効果”と言う
女性なら、よく経験することだと思いますが「男が女性の話を聞かない」ことがよくあります。話しても上の空でよく聞いてなかったり、「NOと拒否」しても伝わらなかったりすることがあると思います。
これは「女性のことを見下しているから言葉が耳に入らない現象」が起きているのです。心理学では、この見下した相手の言葉が耳に入らなくなる現象を「ソース軽視(Source Derogation)」と呼びます 。これは、情報の「送り手(ソース)」を信頼できない、あるいは価値が低いと判断した瞬間に、その内容までほぼ自動的に無視・却下してしまう認知メカニズムです 。広島大学の研究でも、送り手への否定的評価が「説得抵抗」の重要なメカニズムとして確認されています 。
第1章4節 なぜ見下した女性の言葉が耳に入らなくなるのか?
ソース軽視効果が起きる背景には、主に3つの心理メカニズムが絡み合っています 。
【① 確証バイアス】
人は自分の既存の信念を支持する情報だけを重視し、それに反する情報を軽視する傾向があります 。「女性は感情的でロジカルではない」という先入観を持っている男性は、女性が論理的で正確なことを言っても「例外だ」「たまたまだ」と処理し、信念を更新しません。逆に女性が感情的な発言をすれば「やはりそうだ」と強化されます。一度できあがった認知フィルターは、外からの情報では簡単には壊れないのです。
【② 認知的不協和の回避】
「自分が見下している相手が正しいことを言っている」という状況は、心理的な矛盾(認知的不協和)を生みます 。たとえば、日頃から「女の判断は信用できない」と思っている男性が、女性から正しい指摘を受けたとしましょう。このとき脳は不快な矛盾を感じます。その矛盾を解消する最も楽な方法は、「正しい考えを改める」のではなく、「相手の意見を過小評価する」ことです 。「まあ、たまたまそうだっただけだろう」「言い方が悪い」「運が良かっただけだ」——こうして女性の発言は無効化されます。
【③ 心理的リアクタンス】
自分が下に見た相手から何か言われると、それに従うことが「支配される」ように感じられ、無意識に反発・拒絶する反応が起きます 。「女に言われたくない」という感情は、この心理的リアクタンスそのものです。相手の言っている内容の正誤は関係なく、「誰に言われるか」が先に処理されてしまいます。
第1章5節 感情が”聞きたくない”と遮断する
ここで重要なのは、ソース軽視効果が「論理的な判断」ではなく、「感情が先に動く」プロセスだということです。
評判・肩書きという「論理的な信頼情報」よりも、感情的な軽蔑・嫌悪のほうが認知処理に強く影響することが確認されています 。つまり「頭では相手がすごい人だとわかっていても、感情が『聞きたくない』と遮断する」という状態が起きるのです 。
具体例を挙げましょう。会社の上司が女性で、部下の男性が「女に指示される筋合いはない」という感情を持っていたとします。その上司が非常に優秀で、社内での評判も高く、過去の実績も申し分ないとしても——それらの論理的・客観的な情報は、感情的な軽蔑によってブロックされます。「女の言うことだから」というフィルターが、内容が届く前に作動するのです。これは意図的な無視ではなく、無意識の認知メカニズムです。
第1章6節 実は男の方が感情的
「女性は感情的で、男性は理性的」というステレオタイプがあります。しかし、ここまで見てきた通り、見下しによる情報遮断は徹底的に「感情主導」のプロセスです。
男性は「女性は感情的だ」と言いながら、女性の話を聞かない理由が「聞きたくないという感情」によるものである——これは「大きな矛盾」です。確証バイアスも、認知的不協和の回避も、心理的リアクタンスも、すべて感情や自我保護の動機から発生しています 。女性の発言を「感情論だ」と切り捨てる男の行為そのものが、実は感情に突き動かされた非論理的な反応なのです。
男性が「自分は感情をコントロールできている、理性的だ」と信じられるのは、自分の感情的な反応に気づかない(あるいは気づきたくない)からです。自分が感情的であることを「女性の特性」に外注することで、自分の感情的処理から目を逸らし続けられます。これ自体もまた、認知的不協和を回避するための「自己防衛メカニズム」です 。 要するに、男の側の認知が歪んでいるのに、非を認めたくないので「自己防衛メカニズム」で、その原因を女性に責任転嫁していると言う最低の話なのです。
【犯罪比率でも男の方が感情的】
男女の犯罪比率を見ても男の方が感情的で犯罪率が高いことが裏付けられます。以下の表は、「日本の犯罪被害者の男女比」ですが、犯罪被害男性2498件、犯罪被害女性20797件となっており、圧倒的に男性の犯罪が多いことが分かります。
これは個別の犯罪の男女の割合でも同じです。赤が女性、青が男性です。以下のグラフは、「殺人、強盗、放火、強制性交等、暴行、傷害、脅迫、恐喝、窃盗犯、詐欺、横領、わいせつ、住居侵入、逮捕監禁、略取誘拐・人身売買、器物損壊等」の男女の犯罪被疑者の割合を示したものです。
全てにおいて、日本人男性が感情的になって犯罪に走ったことがよく分かり、データ的にも明確に裏付けられます。
第1章7節 まとめ
男性が女性の話を聞かない現象は、次の連鎖によって説明できます。
見下し → ソース軽視 → 内容を処理しない → 評判や外的な評価も関係なくなる
1. 男尊女卑(選民思想):「女性は男性より劣る」という無意識の前提が形成される
2. ソース軽視(Source Derogation):女性という「ソース」
を低く評価するため、発言内容が自動的に却下される
3. 内容の処理スキップ:何を言っているかではなく「誰が言っているか」で情報処理が止まる
4. 評判・評価の無効化:相手がどれほど優秀であっても、感情的軽蔑が論理的評価を上書きするこの連鎖は無意識かつ自動的に起きるため、本人も気づかないことがほとんどです 。逆に言えば、男に本当に意見を聞いてもらいたければ、まず対等な関係性を構築することが必要になってしまうことが心理学的に示されています 。
特に日本人男性は、日本の伝統文化や会社の文化や社会通念を理由に、このようなワガママが罷り通るので、幼稚でワガママな年寄りが溢れ返っているのです。
第1章8節 なぜ見下した女性の意見に反論したくなるのか?
ついでに話を聞かないことに関連して、女性の話にやたらと反論したがる男がいませんか?女性が寿司屋に行きたいと言ったら、ステーキ屋に行きたいと言い出すような、相手の意見や主張を聞きたくなくて必死で反論したり、論点ズラしをする男のことです。
やたらと反論したくなるのはなぜでしょうか?
これは「心理的リアクタンス」と「自己脅威への防衛反応」が組み合わさったものです 。自分が見下している相手から正論を言われることは、「自分の優位性が脅かされる」体験として認識されます。見下し構造の中では、相手が正しいということは「自分が下位の存在に負けた」を意味してしまう。だから脳は無意識に「反論して相手を間違いにする」ことで、自分の優位性を回復しようとするのです。
さらに、反論することには追加の心理的メリットがあります。「反論した」という事実が、男性自身の「見下し」を正当化する根拠として機能するのです——「あんなに的外れなことを言うから反論した」。こうして反論は、自分の優生思想的認知を守る盾となります。結果として、女性の発言は「聞かれない」だけでなく「攻撃される」ことになり、女性はより発言しにくくなるという悪循環が生まれます。
このように「おかしいな」「変だな」と思った時に、ちゃんと原因を正しくしっかり追及すると、馬鹿な男に振り回される事が減りますが、有耶無耶にしたり、文化だの慣習だのそれっぽい言い訳にまんまと騙されると、一生騙され続けるのです。
この「認知戦の罠シリーズ」では、このような「認知トリック」を使った一種の「認知戦」をピックアップして、読み解いていきます。
第2章 買春する男と買春しない男の違い
先日、「日本に住む20〜40代男性の約48%(約5割)が性風俗産業を利用した経験がある」という東京大学などの研究チームによる調査結果を報じたニュースが話題になりました。
【記事】性風俗「使ったことある」20~40代男性の48%、国内調査
【国別の男性の性風俗利用率ランキング】
1位 日本 48.3%
2位 スペイン 約39.0%
3位 ドイツ 26.9%
4位 スイス 約19.0%
5位 アメリカ 約16.0%
6位 オランダ 14.0%
7位 ロシア 13.0%
8位 イギリス 11.0%
9位 スウェーデン 10.0%
10位 中国 8.1%日本の利用率は約5割(48.3%)と、欧米諸国と比較して異常に高いのが特徴でした。そして、それに呼応するように女性に対して「マンコ」「穴」などと誹謗中傷する「アンフェ」もネット上で急増しました。
そのような背景として、日本企業や日本社会に買収目的の「性接待」が横行していることが想像できます。象徴的な事例が、東京大学の元教授が共同研究の便宜を図る見返りに業者から総額約900万円相当の接待を受け、2023年からの約1年半で計30回の収賄事件として起訴された事件です。銀座の高級クラブ(1回50万円)や月2回のソープランド(1回約8万円)での性接待が確認され、検察側は懲役1年2月を求刑されました。
【記事】風俗接待900万円「東大教授“収賄”疑惑」の罪の重さ。高級店、サービス内容…“嗜好の強さ”も量刑の判断に
と言う訳で、今回は「買春する男と買春しない男の違い」について解説していきたいと思います。
第2章1節 買春する男と買春しない男の違いとは?
実は「買春するかしないか」は、単なる行動の選択肢の違いではありません。それは、相手の人格をどのように認識するかという根本的な思想の違いを反映しています。人権意識や倫理観が高いと、例え誘われたりしても、業者から性接待を持ちかけられても断る男もいるからです。
哲学・社会心理学・フェミニズム理論の三つの視点から分析すると、買春する男性に共通するのは「相手を人格を持つ個人として見ない」認識パターンです 。一方、買春しない男性に共通するのは「相手を対等な人格として尊重する」という認識です 。この認識の差は、一度の行動の差ではなく、日常のあらゆる対人関係——職場・家庭・恋愛関係——にも影響する思想的基盤の違いです。
第2章2節 責任の外在化:金を払うことで意のままになる道具と認識
買春行為の思想的核心は、「金を払えば相手は自分の意のままになる道具になる」という認識です 。
哲学者カントは道徳の根本原理として「人間性を単なる手段としてではなく、つねに同時に目的として扱え」と定式化しました 。金銭で性を買うという行為は、この原則を正確に逆転させます。相手を「金を払うことで意のままになる道具」として定義し、その人格・理性・自由意志をゼロとして扱うことになるのです 。
重要なのは「金を払っているから対等な取引だ」という論理が、道徳的離脱の手段として機能している点です 。「お金を払っている」という事実が、相手の感情・尊厳・痛みを「取引済み・問題なし」として計算式から外す根拠になります。これを心理学では「責任の外在化」と呼びます 。しかしお金を払っても、相手の人格が消えるわけではありません。
第2章3節 逆に売春する女性は”人格の本質的な自己破壊”
では、売春する側——主に女性——はどのように位置づけられるのでしょうか。
カントは「利益のために自分の身体を他者の性的欲求の対象として提供することは、自分自身を物(Object)として処分することである」と述べ、これを人格の本質的な自己破壊だと論じました 。これは売春する女性を責めているのではなく、その行為が強いられる構造そのものの暴力性を指摘したものです。
なぜ「自己破壊」なのか。人間の尊厳は「理性的で自由な行為主体である」ことに基づいています 。金銭のために身体を物として提供することは、その自由意志と主体性を自ら否定する形式を取ります。しかしここで忘れてはならないのは、多くの場合、売春は「選んだ」のではなく「選ばざるを得なかった」という経済的・社会的強制のもとで行われるということです 。選択肢が奪われた状態での「選択」は、真の自由意志ではありません。 中には、出世や権力を得たり、思い通りにするために積極的に性交渉を利用する女性もいますが、今回は触れません。
第2章4節 相手を人格ではなく「使用可能な身体部位の集合」として認識する
さて、買春する男側の話に戻ります。
1997年にフレドリクソンとロバーツが定式化した「性的客体化理論(Sexual Objectification Theory)」は、買春の思想に内在する認識パターンを体系的に描き出しています 。
買春行為に潜む客体化の要素は4つに整理できます 。
・身体への還元:相手を人格ではなく「使用可能な身体部位の集合」として認識する
・手段化:相手の存在理由を「自分の欲求を満たすこと」だけに限定する
・交換可能性:金さえ払えば「誰でもいい」という認識——個人の固有性の否定
・沈黙の強制:相手の感情・意志・拒否権を「無効な変数」として扱うこれらが同時に起きているとき、相手はもはや「人」ではなく「使用可能な物体」として処理されます。相手が笑っていても泣いていても、疲れていても怖がっていても、それらの情報は認知の外に置かれます。
つまり、「嫌しらず」や「NOが通じない」「性交渉の同意」が理解できない男は、女性を「人」ではなく「使用可能な物体」と認識している証左なのです。この思想構造は、日常的なハラスメントや性暴力とも構造的に連続しています 。
第2章5節 アンフェがマンコや穴と呼ぶ理由
アンチフェミニスト(「アンフェ」)の一部が、女性を「マンコ」「穴」と呼ぶのには、この客体化理論が直接的に対応しています。
「マンコ」「穴」という呼び方は、女性という存在を「使用可能な身体部位」へと完全に還元したものです。顔も名前も意思も感情も持たない、ただの「機能的開口部」として定義することで、その人格を言語レベルで消去します。言語はただの表現手段ではありません。言葉は認知を形成します——「そう呼ぶことで、そう認識するようになる」という相互強化のプロセスが起きます 。 女性には「セックスの相手や育児をするしか価値がない」と言った価値観をドンドン強化していくモンスター👹になります。いずれは、エスカレートして、パレスチナ人🇵🇸を平気でレイプするイスラエル人🇮🇱のようになるのは時間の問題でしょう。
この呼び方が示すのは、発言者が女性を人格として認識していないという思想的立場の表明です。そしてそれは、第1章で触れた「男尊女卑=選民思想」と完全に接続しています。そして「男が女性の話を聞かない理由について」でみたように、見下している対象の発言が聞こえなくなり(ソース軽視)、その存在を言語によって物化し(客体化)、金を払えばその「物」を使える(買春思想)——これらはすべてひとつながりの思想構造の、異なる表現形態になります。
→ ソース軽視
男尊女卑思想=選民思想 → 客体化
→ 買春思想のように、同じ「男尊女卑思想」から派生した異なる表現形態になのです。
第2章6節 “金で女を買える”思想の心理的基盤
では「金で女を買える」という思想は、どのような心理的土台の上に成り立っているのでしょうか?研究では4つの要素が指摘されています 。
・共感の欠如:相手の内的世界・感情への想像力を持たない、または意図的に遮断する
・権力的安全保障:「金を払う=自分が一方的に主導権を持つ」という権力感の確保
・非人間化の内面化:文化的条件付けによって「女性の性は購入可能な商品」という認知が形成される
・責任の外在化:「金銭取引だから対等」という論理で道徳的離脱を達成するフェミニスト法学者キャサリン・マッキノンは、買春を「性支配を金銭によって正当化する行為であり、性暴力と構造的に連続している」と論じています 。「金を払った」という事実が「相手の同意・感情・尊厳を上書きする呪文として機能する」——これが「金で女を買える」思想の核心です。
第2章7節 “対等な人格として見る”思想の心理的基盤
一方、買春をしない男性の心理的基盤は、4つの特徴で説明できます 。
・共感能力(Empathy):相手の感情・内的世界を自分のこととして想像できる
・相互承認(Mutual Recognition):「自分が尊重されたいのと同じように、相手も尊重を必要とする存在だ」
という認識
・自律尊重(Respect for Autonomy):相手の意志・選択・拒否権を有効なものとして認める
・固有性の認識:相手を「類型」や「商品」ではなく、固有の歴史・感情・目的を持つ個人として見るこれらは「道徳的に優れている」という話ではなく、「相手を正しく認識できているかどうか?」の問題です。人間は本来、「使用可能な身体部位の集合」ではありません。それを正確に認識しているか否かが、買春する男性と買春しない男性の根本的な違いです 。
例えば、人権派弁護士や左翼政治家でも、女性を「セックスの相手や育児をするしか価値がない」と言った価値観を持っている人間であれば、性加害事件やセクハラ事件などを起こすのです。その人の認識が問題であり、「肩書きや地位は全く関係ない」のです。
第2章8節 性売買は権力の非対称性を基盤とした社会構造の問題
買春・売春の問題は、個人の道徳観の問題に矮小化できるものではありません。
これは「権力の非対称性を基盤とした社会構造の問題」です 。
東京大学の社会学研究は、性売買を「男女間の権力格差を単に反映するだけでなく、その権力格差を再生産・強化する制度的実践である」と分析しています 。つまり「女性を金で買える」という思想が社会に存在することで、その思想を正当化する文化・環境が形成され、女性全体が「潜在的に購入可能な存在」として社会的に位置づけられ、対等な人格としての相互承認が構造的に阻害されます 。そしてその状況がさらに「買える」思想を強化する——という悪循環が起きています。
例えば、インターネット上にはエロ広告が溢れて、街中に風俗の広告トラックが走る今の日本の状況は、まさに「”買える思想”を強化する悪循環」に陥っていると言えるでしょう。そして、そのような環境を作りたくて暗躍しているのが「従軍慰安婦を認めたくない日本会議⛩️」なのです。次節にも出てくる「生活保護叩き」をしているのは「日本会議⛩️にベッタリのカルト議員」なのは、偶然ではないのです。
客体化の思想が社会に広がると、対象とされた集団(主に女性)が自己自身を客体化する(Self-objectification)ようになるという連鎖も研究で確認されています 。「私はそういう目で見られる存在だ」という認識が、被支配者自身の内面に刷り込まれていくのです。これはガスライティングと同じメカニズムが社会スケールで作動している状態と言えます。例えば、内面に刷り込まれてしまった例として、学校など若い子の間で流行る「ルッキズム」が挙げられます。
「男に選ばれる女でなければ価値がない」と言う思想を刷り込まれて、「容姿が良いことだけが女性の価値である」と言う「ルッキズム」が蔓延して生き辛さを形成しています。若くて感性豊かで傷つきやすい10代の女性の自殺が急増している背景には、そのような「ルッキズム」の蔓延が背景にあります。
日本会議⛩️について詳しくは「反共産主義シリーズ⑭[民主主義を破壊する日本会議⛩️]」をご覧ください。
第2章9節 生活保護や貧困化を防ぐ制度があれば売春は激減する
脱線しましたが、話を戻します。売春する側を「選んだ」と単純に語ることができないのは、その多くが経済的強制の下に置かれているからです。
2026年4月時点のデータによれば、若者の生活保護受給が7倍に増加し、食料すら買えない若者が約11.2%にのぼっています 。頼れる家もなく、闇バイトや売春といった危険な選択肢に追い込まれるケースも後を絶たないとされています 。貧困の連鎖によって衣食住に困った経験を持つ若者では、食料を買えない割合が4割に達するという調査もあります 。相手の足元を見て「家出少女」に衣食住と引き替えに性交渉を求める「家出少女狙いの日本人男」が大量にいるのも有名な話です。逆に男側は、女性を貧困に追いやれば安く女性を買春できると誤学習していき、そのような低賃金貧困社会を意図的に作り上げるのです。
フェミニスト哲学者マーサ・ヌスバウムは「自己決定の前提となる社会環境そのものを問うべきだ」と指摘しています 。生活保護制度の充実、住宅支援、就労支援——これらが十分に機能する社会では、経済的強制による売春は大幅に減少するはずです 。逆に言えば、貧困対策を怠りながら「売春は自己責任」と語ることは、構造的暴力への加担に他なりません 。
第2章10節 まとめ
第1章・第2章をとおして浮かび上がるのは、男尊女卑・買春思想・女性蔑視的言語は、すべて同じ思想的根から生えている枝葉だということです。
その根にあるのは「人間に優劣の序列がある(選民思想)」という認識であり、それが女性を「劣った存在」「人格ではなく物」として処理させます。そしてその思想が、ソース軽視効果として「女性の言葉を遮断し」、客体化として「女性を身体部位へと還元し」、買春という行動として「女性の人格をゼロと扱う」形で現れます 。
二つの思想の根本的な違いをカントの言葉でまとめるなら、こうなります 。
・「金で買える」思想:相手の人格をゼロとして出発し、
金銭関係の成立をもって「取引の完了」とする。
・「対等な人格として見る」思想:相手の人格を出発点に置き、
あらゆる関係はその人格の尊重を前提として始まる。客体化は支配の論理的前提であり、「対等な人格認識」こそが支配の連鎖を根本から遮断する唯一の条件です 。
この「対等な人格認識」の重要性は、「【現代社会構造の新教科書】西側諸国🇺🇸🇪🇺🇯🇵の自国民ジェノサイドと言う不都合な未来[追加]」で触れたように、ファシズムやジェノサイド💀💀にも繋がっています。ネトウヨやシオニスト🇮🇱など戦争をしたがる極右には、男が多いのは、「選民思想」や「男尊女卑」の思想に染まった男が急増したことが元凶です。そして、そのような「選民思想」や「男尊女卑」の思想に染まった男は「【現代社会構造の新教科書】”進歩や科学”に見せかけたファシズムの兵器[反共産主義シリーズ㊽]」で触れたように、軍産複合体や日本会議⛩️などのカルトが意図的に大量育成することが可能なのです、
最後に、アパルトヘイトを無くし、今はイスラエル🇮🇱のジェノサイド💀💀に強く反対している南アフリカ🇿🇦のネルソン・マンデラ氏の言葉を紹介しておきます。「対等な人格認識」を育てる教育が重要なのです。
認知戦の罠シリーズ
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【今必要なもの⬇️】
伊丹万作「騙されることの責任」より
『あんなにも雑作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己のいっさいをゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。(中略)
「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているに違いないのである。
一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。現在の日本に必要な事は、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱な自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである(後略)』
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